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RECRUIT社員インタビュー
INTERVIEW板金塗装
ミリ単位の仕事で、
生まれ変わる「車」
元通りに。それが板金塗装の魅力
板金塗装の仕事を始めたきっかけは、親戚のおじさんが県外でこの仕事をしていて、もともと車好きだったということもあって、最初はそこに就職したんです。18年間、色々な知識や技術を身に付けて経験を積んだ後に、地元にUターンして平成11年から今の会社に勤めています。 板金塗装の魅力を一言でいうと、「自分が手がけた車体が、元通りに綺麗になること」。やっぱりそれが一番の魅力ですね。若い頃は、休みの日になると趣味で自分の車をカスタマイズしたり、プライベートでも仕事の知識や技術を活かして楽しんでいました。以前、私が手がけた車が専門誌に載ったことがあって、その時は車好きの間で名前が有名になったりしてね(笑)。今思い返すと、良い思い出ですね。
車体が生まれ変わる瞬間
最近の車は、最新の技術がないと直せなくなっていて、例えば、ボディやフレームの寸法が1ミリでも狂っていると合わないんですよ。なので「寸法通りに合わせる」という、基本的だけど技術を要する作業が、一番肝心になってきます。
更に、設備が整っていることも重要で、例えば「フレーム修正機」という機械が東北車輌にはあるんですが、小さい修理工場には無いんですね。最初は他社の整備工場に修理依頼したものの、やっぱり車の調子が悪くて、最終的にここに依頼がくることが度々あって、修理された部分を実際に見てみると、ごまかして直していたり適当に直しているのがすぐ分かってしまいます。
こういった依頼も含め、自分の知識や技術を駆使して修理を終えた時の達成感は、いつになっても色褪せることはないですね。お客様に「まるで新車みたい!」と喜んでもらえることがこの仕事の醍醐味なんだと思います。
職人技が光る「ミリ単位の仕事」
私は、板金塗装の中でも「板金」をメインで担当しています。私の他にも「塗装」担当の社員もいるので、それぞれ役割分担をしていますが、忙しくなるとお互いに手伝うこともあり、両方の知識や技術が必要になってきます。
「板金」と「塗装」の仕事内容を簡単に説明すると、まず「板金」は、車体についた傷や凹み、サビなどを修復するのが主な仕事で、ハンマーなどの工具を使用して元通りに修復し、最後にパテ(下地塗料)を塗り、表面が滑らかになるように研磨作業をおこないます。自分の長年の感覚や指先の感触を信じて1ミリ単位で作業をおこなっていきます。その後「塗装」の工程に入り、車体と同じ色になるように調色していきますが、修理前の車体と同じ色にするのは非常に難しく、まさに熟練のなせる技ですね。
未経験でも安心~会社が全力でバックアップ~
とは言え、新入社員は簡単な作業から入ってもらうので未経験の方でも全く心配いりません。まずは、ボディなどをバラしたり組んだりする作業から始めていき、少しずつ技術を身に付けてもらえればと思っています。
私は、あと数年で定年退職する年齢になるのですが、若い人たちに自分の知識や技術を継承して若手を育てていきたいですね。職人気質のイメージが強い職種かもしれないけど、丁寧に教えたいし、分からないことがあったら何でも気軽に聞いて欲しいですね。最初は未経験でも、入社後は「自動車車体整備士」という資格を取得するために、会社が全力でバックアップするので安心して来てください。
「安定している東北車輌」でプライベートも充実
東北車輌は、整備事業だけでなく、ロードサービス事業(故障車や事故車のレッカーサービス)もおこなっているので、仕事が途切れることなく安定しています。安定しつつも日々の残業はほとんどなく、社員はみんな18時前には帰っているので、プライベートも充実させることができると思いますよ。私は趣味でボウリングをやっているのですが、昔は2日に1回、今でも週に1回は行っています。お陰さまで、東北大会で5位に入賞するほど腕前が上がりました(笑)。安定した環境の中で、仕事もプライベートも両立可能な「東北車輌」で一緒に働いてみませんか?